FC2ブログ

すんごいお久しぶりなデメント家です。

まあ、大して事件などもなかった家族ですので、放置してても全然問題ないですが。
とはいえ、ベロニカも日々成長しているし、ダニエラさんの秘密の恋などもあって、そこんところの展開が気になるところ。



というわけで、フィオナの愛娘ベロニカ。

幼児ベロニカ


修正したはずのゲジゲジ眉毛がいつの間にやら復活していて、ガックリ……。
ふっ……。
いいんですけどね、ゲジゲジ眉毛くらい (´ー`)
大人になったらきっと、それはそれは綺麗な眉毛に生え替りますとも。
生え替らなかったら、無理やり毛抜きで抜いてしまえばいいんです! ええ!!



眉毛に一抹の不安を残しながらも、彼女の成長に期待☆
つーわけで、さくっと誕生日行きましょうか。







その前に。


誕生日

ダニエラ「フィオナ、パーティにクラウスを呼ばなくていいのかい?」


ダニエラさんが気を利かせて言ったものの、

「呼ばなくてもいいわ。どうせあの人、忙しいだろうし…」
「でも、せっかく娘の誕生日なんだから……」
「あの人には子供なんて仕事の次なのよ。……ううん、仕事が一番で、その次に大切なのは自分自身。……娘のことなんて、その次の次の次くらいなのよ」
「フィオナ……」


クラウスとの交際は続いているものの、すでに昔のような情熱などなく、娘ベロニカがいるからこそ続いているような薄っぺらな関係に、フィオナは疲れているようでした。

「ねー、ベロニカ。あんな冷たいパパなんてもうアテになんかしないもんね~? あなたにはママがいれば、いいのよね~?」
「きゃははは♪ ママ、マーマ」


めったに訪れることのない父など、ベロニカに覚えてもらえなくて当然ですね。
ダニエラさんとしては、ベロニカのためにも両親揃ってのお祝いパーティを開いてあげたかったのですが、そう言われてしまっては仕方ありません。



ふう~


そんなわけで。

家族三人だけのささやかな誕生パーティです。
ベロニカを抱いたフィオナが、ベロニカに代わってローソクを吹き消してあげます。

「ベロニカちゃん、おめでとう~」
「おめでとう~~」


そして、恒例のくるりんぱっ☆



ぱっ☆


成長


わ~~、パチパチパチ☆☆☆

案の定、そこいらのガキンチョ風なベロニカに仕上がりましたね!
ふっふっふっ、こーなることはすでに、

「このダニエラ様が、まるっとさくっとへらっとお見通しだよ!!」

てなわけで、あらかじめ準備していたお洋服にサササッと着替えさせます。

そして、着替えたのがコレ↓

可愛らしくベロニカ


ピンクのドレスは、この日のためにダニエラが一針一針丁寧に縫い上げたものです。
髪の毛も可愛らしくカールしてあげて、とっても可愛い女の子が出来上がりました。


例の ゲジゲジ眉毛がそのまんま ですが、それも個性ということでw


あまりにも可愛いお嬢さんに仕上がったので、ダニエラは家の前で記念写真を撮ってあげました。

コレ↓↓↓

ピンクハウスの前で


親バカですね~~~。


けれど、ダニエラにとってもベロニカは自分の娘同然なので、このくらいの親バカは許されましょう。

ピンクハウスの前に立つ、ピンクのドレス姿のベロニカちゃん。
父クラウスとは縁薄い娘ですが、母フィオナとメイドのダニエラに深く深く愛されて、とっても幸せな子には違いありません。






そして。
ベロニカの誕生日から数日後のこと……。

ダウンタウンにある、あのラブホテルにダニエラの姿がありました。


久々の逢瀬


もちろん、その傍らにはギンガの姿も……。

「ああ……お姉さま、いい匂いです……」
「ふふふ、ギンガったら♪」
「会いたくて……会いたくて……たまりませんでした。お姉さまのこの匂い……柔らかな肌に触れたくて……」
「そんなことばかり考えているのかい? 学生は学業が本分だよ」
「そんな、意地悪言わないで。離れ離れでいるの、本当につらかったんですから……」


会える機会は限られている二人。
だからこそ、こうやって二人でいられるときは濃密な時間を過ごします。


いちゃつく二人

ダニエラ「ん~~~」

熱いキッスを交わす二人には、もうお互いのことしか見えておりません。
会えなかった時間を埋め尽くすかのように抱き合って、お互いを貪り合いました。

いつものホテル……。
いつもの密会……。

けれど、今夜のギンガはいつもより熱っぽくダニエラさんを求めました。
まるで、何かに追い立てられているかのように、熱く激しく……。









数時間後。
ホテルのレストランでディナーを楽しむダニエラとギンガ。


ディナー


いつもなら、Hのあとは食事もそこそこに大学に帰ってしまうギンガが、今夜はゆっくりディナーを共にしたいと言ってくれたのです。
一緒にいられる時間が増えて、美味しいディナーがさらに美味しく感じられます。
ふざけてつまみ食いをしたりして、ダニエラさんもギンガと過ごすディナーを目一杯楽しみます。



やがて。
食事の終わった頃合を見計らったかのように、ギンガの手がそっとダニエラさんの手に重なりました。


申し出


「お姉さま、俺もう大学の4年になりました。来年には卒業です」
「早いもんだねぇ。あんなにガキだったアンタがこんなに立派な男になって、嘘みたいだよ。大学卒業したら、いいキャリアに就けるんだろ? そのためにも、今は最後の追い込みってとこだね」
「ええ、将来を決めるためにも大切な時期だと思ってます。……それでお姉さま」
「なんだい?」


ダニエラに聞き返されて、ギンガは小さく深呼吸をしました。
それから、心を決めたように口を開きます。

「本当に真剣に将来のことを考えているんです」
「うん」
「卒業したあとのことです……」
「うん」
「いきなりこんなこと言って、お姉さまは驚かれるかもしれないけど……」
「…………」
「卒業したら……お姉さまと、一緒に暮らしたい。……てゆーか、つまりは、けっ…結婚……したいな、と……」
「…………」


ものすごく緊張した面持ちで、ギンガが必死に言葉を紡ぎます。
重なり合った手から、ギンガの緊張と不安がストレートに伝わってきて、思わず言葉に詰まるダニエラさんです。

黙ってしまったダニエラさんをおずおずと見上げて、ギンガが返答を促します。

「お姉さま……?」
「…………」
「…あの……」


ここでやっとダニエラさんが口を開きました。
何かを振り払うような、サバサバとした口調で。

「アンタ、忘れたのかい? あたしにはフィオナの家のメイドっていう大切な仕事があって、アンタたちみたいなお金持ちの坊ちゃん嬢ちゃんとは違うんだってこと」
「え? 待ってください。お姉さまの仕事について、とやかく言うつもりはないんです。……ただ、フィオナさん宅のメイドの仕事を続けながらでも、俺とお姉さまが結婚することは、その……十分可能だろうと思って……」
「ハッ! そういう簡単な問題なものかい」


どうやらダニエラさんはこのギンガのプロポーズに怒ってしまったようでした。
さっきまでの甘い雰囲気はどこかへ消え去り、重苦しい空気がこの場を支配します。


沈黙のあと


「だいたいね、こんな年増のメイド女と結婚するためにわざわざ遠くの大学に行ったわけじゃないだろ? 向こうでカノジョの一人や二人、いるんだろ? 男が結婚を決めるってことはね、そういう自分に相応しい良家のお嬢さんを選んでこその話じゃないか」
「良家のお嬢さん…って、そんなの関係ないです……。好きな人と結婚したいと思うのはそんなにいけないことですか……?」
「あたしはアンタなんか好きじゃない」


ダニエラさんの口からこぼれた一言に、ギンガは言葉を失います。
やっとの思いで切り出したプロポーズを軽くいなされただけでなく、トドメの一撃を食らった思いなのでしょう。

そんなギンガの様子に気づきながら、何食わぬ顔でドリンクをあおるダニエラさん。
しかし……。
その胸の中は、心にもない言葉を目の前の愛人にぶつけてしまった痛みで張り裂けそうでした。

「そう……だったんですか……」
「…………」
「全部……全部、俺の……勘違いだったんですね……」
「…………」
「あは……あはは……、そっか。全部、俺の一人相撲だったわけか。……そうですよね、お姉さまは俺みたいな子供、ほんの気まぐれで遊んでくれただけですよね」
「あたしは……」
「でも、いいんです。俺、それでもお姉さまのことが好きですから。さっき言ったことは忘れてください。結婚…だなんて、とんだ思い上がり、すみませんでした」


そう呟いたギンガは、どこか寂しそうに微笑ったのでありました。



その夜。
レストランでのあの微妙な距離感を保ったまま、ダニエラさんとギンガはそれぞれの帰路につくべくホテル前で別れました。

ギンガは大学へ。
ダニエラさんは、フィオナとベロニカが待つ家へ。

別れ際、ギンガはいつものように言いました。

「また電話しますね、お姉さま」

頷いたダニエラさんは、その後姿が見えなくなるまでギンガの姿を見送っていました。



……いえ。
ギンガの後姿が見えなくなったあとも、ずっとずっと何かを追うかのようにその場に立ち尽くしていたのでした。


Secret