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2006.03.13 Z15:後継者

久しぶりのゾンビハイツです。


愛娘タラコが大学に無事進学し、ほっとひと息の母・姐御です。


「やれやれ、手がかかる娘がいなくなって、肩の荷が下りたわ~」 なんて言って、タラコがいたときはうるさがられてあまりできなかったカラオケ三昧。


大好き♪カラオケ

姐御「いえ~~~いっ! 歌って歌って歌いまくるわよぉぉぉ~~♪」


などどシャウトして、仕事から帰宅するなり、犯罪の黒幕コスチュームを着替える暇すら惜しんで歌いまくり。

歌って、踊って、跳ねまくりのフィーバータイムです。


飛びます飛びます♪

姐御「おまいら、あたしの魂の叫びを聴きやがれぇぇぇ~~~♪」









「・・・・・・・・」


「・・・・・・・」


「・・・・・」


「・・・・・」


ため息

姐御「はあ……虚しい……」


せっかくカラオケだって歌い放題なのに……。
誰に気兼ねすることなく歌いまくりなのに……。
なんか、今ひとつ乗り切れません。

そりゃ、そうですよね……。
大好きなカラオケを歌ったところで、聴いてくれるのは手下のゾンビたちしかいないのですから。


タラコが家を出て、せいせいしたと思ったのはほんのいっときのことでした。
何をするにも張り合いのない毎日。
娘のいない穴というものが、こんなに大きいものとは……。
母はついついしんみりしてしまいます。

しかも、大学入るときにタラコからは、
「この際言っとくけど、あたしママの組織の後継者にはならないからね」
と言い放たれてしまったのです。


娘は巣立ち、さらには母親の跡は継がないと言う。
わかってはいたものの、もうガックリです。
のんきにカラオケなんか歌ってる場合じゃありません。
タラコに代わる後継者を育てなければ……。


ここで姐御が思いついたのは、「養子をもらう」 ということでした。
今さら子供を産んで育てる手間は、姐御の年齢を考えるともう無理! です。
ならば、小学生くらいの身寄りのない子供を引き取って、将来の後継者たるべく大切に育てる……。
これしかありません。


さっそく福祉施設に連絡入れて、養子サービスの申請をしたら、審査をすんなりと通りました。
姐御の職種はともかく、子供を育てるに十分な経済力があると認められたようですね。
それから数日のうちに、施設を訪問した姐御はたくさんの孤児たちの中から、一人の男の子を養子にするべく選んできたのでした。


「ふむふむ、母親が育児放棄した男の子ね……。
親はこの街に住んでるのか…。チッ、天涯孤独の身の上がよかったんだけど、こればかりは仕方ないか。
何しろ、あの子の面構えが気に入ったんだ。あたしの後継者にするなら、今はあの子しか考えられないしね。少しばかりの欠点には目をつむるか……」



などと、ぶつぶつ言ってるうちに、養子の男の子がゾンビハイツにやってくる日がきたのです。

晴れのこの日、姐御は朝からそわそわ。
もちろん、迎え入れる準備も万端です。
タラコの部屋だった子供部屋も、男の子にふさわしいように模様替えもすませました。

ええもう、未来の組織の大ボスの部屋ですから、姐御もお金を惜しみませんでしたよ。

とりあえず、これが工事前のタラコの部屋↓


タラコ仕様


懐かしいタラコの部屋ですね。
彼女の好みらしくピンクで統一されています。

で、使えるものは生かしつつも、男の子用に改装されたのがこの部屋↓


未来の後継者仕様


ブルーを基調に、センス良くまとめてみました。
新しい家族になる男の子は、この部屋を喜んでくれるでしょうか?




あ? 福祉施設の車が着いたようです!


いったいどんな子がやってくるのでしょうか?
今からとってもわくわくしますね♪


新しい我が子


玄関で男の子を迎えて、歓迎のハグ♪
ドア越しに見えるのは、彼を送ってきた福祉施設の先生ですね。
「いい子で可愛がってもらうんですよ~」と、手を振っています。


さてさて。
新しく姐御の息子になった男の子は、ベルクート という名前です。


新しい母と子

姐御「よく来たね♪ あたしがあんたのママよ~」

「新しいママ、はじめまして♪ ぼく、ベルクートですっ」
「ちゃんとご挨拶ができるんだね。えらい子だ、ベルクート」
「あは、施設の先生に練習させられたんだっ。新しいママに嫌われないようにって」


ううう、いじらしい子ですね。

……おっと、お顔がまだよく見えていませんでした。
ベルクート、お顔をよく見せてくださいな~。


ベルクート近影


む?

めっさ可愛いお顔だけれど、なぜか謎なマスク付き。
なんだかいわくありげですが、これの意味や詳細などは、またの機会にお尋ねするということで。





とりあえず。






ゾンビハイツですから。








ゾンビたち、歓迎の舞っっっっ!


ゾンビの舞い


ベルクート 「・・・・・・・・・・」



頑張れ、ベルクート!
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