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タラコ日記1 ~寮長決定?!~


さあ~、大学街での新生活が始まりましたよ!
あたしたちがキャンパスライフを送るのは、古い伝統と格式を誇る、アカデミー・ル・トゥールです。
緑が多くて、落ち着いた町並みが美しいこんなステキな学生街で4年間を過ごせるなんて、今からわくわくしちゃいます。

そして、同じタウンからやってきた8人の仲間たち!

仲良しのエルちゃん。
エルちゃんの弟のクロード。
なんか、お姫様の血筋だとかいう、超セレブなプリンスと王子。
クラウスさんの双子の子供たち、ギンガとソラ。
そして、違う高校からやってきたハイリー。

彼らとは、これからこのカステロフ寮で共同生活を送るのです。


食堂風景


それにしても、びっくりだわ。
エルちゃんとは高校のときから仲良しだったけど、エルちゃんとその弟クロードが憧れのクラウスさんの妹と弟で、さらに衝撃的なことに、ちょっと特殊な顔つきをしたギンガとソラがクラウスさんの実の子供だったなんて。

あたし、子供の頃からクラウスさんに憧れてたけど……。
肝心なところは何も知らなかったんだなあ…って、改めて思った。

クラウスさんには家族がいて、兄弟がいて。
もちろん恋人もたくさんいて、子供までとっくの昔に作ってた。

……そうだよね。
クラウスさんはあたしよりずっと年上で、それなりの人生を歩んできているんだもんね。
あたしの知らないクラウスさんの人生があって当然。

はああ~…。
初恋、破れるかぁ。
ま、そういうもんだよね、初恋ってもんはさ。
いろいろわかっちゃった途端、なんかね、妙にさっぱりした。
くよくよしたって仕方がないもん。
あたしはあたしで、今できることを精一杯頑張ろうと思うんだ。


で、あたし、みんなに提言してみた。
せっかく同郷の仲間で大学に入って共同生活を送るんだから、ここを出るまで、つまり卒業まで、みんなで力を合わせて助け合おう、って。

話し合う


みんなね、賛成してくれた。
「みんなで入ったんだから、出るのも一緒だね!!」って、盛り上がっちゃった。

いいよね~、仲間って!
これこれ、こういうのが青春なのよ!

なんて、るんるん♪してたら……。
カステロフ寮の寮長を決める段になって、お鉢がこっちに回ってきちゃったよおー。

「やっぱ、寮長はタラコちゃんしかいないでしょう!」
「うんうん、みんなのリーダーシップを取ってくれるのはタラコちゃんしか!」
「タラコちゃん、みんなのこと考えてくれてるしね!」
「よろしくお願いします! タラコ寮長!!」


うわーん、余計なこと言うんじゃなかったーーーー。
思ったところですでに遅し。
こうして、タラコはカステロフ寮の寮長まで勤める羽目になりました…。とほほ。




まあ、こんな感じで始まりました寮生活ですが、近況なども少し。

エルちゃんは、心理学を専攻することにしたみたい。
彼女、高校時代のボーイフレンドと離れ離れになって、最初こそはちょっぴり元気なかったけど、今は仲の良い子もできたようでなんとか元気を取り戻しています。

枕たたき


仲が良いっていうのは、具体的に言うとプリンスなんだけどね。
暇があれば二人でじゃれ合って、傍から見てても微笑ましいくらい楽しそうに遊んでます。


ソラはさっそくチアガール部に入ってました。

チア部


前から、大学入ったらチアやろうと思ってたんだって。
なんでも、タウンに残してきた彼氏がスポーツの殿堂入りを目指しているとかで、少しでも彼氏の応援になればと思ってるらしいの。
さっそく部の先輩を寮に招待して、いろいろと聞きまくってました。

うーん、ソラって活動的なんだよねぇ。
なんだか尊敬してしまいます。



そして。

ギンガとハイリー


知り合いがいなくてちょっと心細そうだったハイリーちゃんに、ギンガが妙に親切です。
まあ、エルちゃんから聞いたところによるとギンガってけっこう女好きらしいので、ハイリーちゃんに何やら下心があるのでは…などと、あたしは睨んでいるんですけどね。



最後に。
あたしタラコは、大学での専攻に生物学を選びました。
クラウスさんが生物学の学者ってこともあって前から少し興味があったし、うちのゾンビたちの生態系をもっとよく知りたいって気持ちもあったの。
勉強は大変だけど、今まで知らなかった知識が少しずつ増えていくのって、とても楽しい♪
もっともっと頑張ろうと思います。


そうそう。
こないだ談話室にいたら、クロードが声かけてきたの。

「寮長さん、ご機嫌いかが?」

なんて声かけてきたから、むっとしちゃった。
人に寮長の大役押し付けたのはそっちのくせしといて、よくゆーわ。

タラコとクロード

タラコ「そんな呼び方やめてよ、あたしはにタラコって名前あるんだから」

きっぱり言ってやったら、向こうは慌てたみたい。

「ごめんごめん、そういうつもりじゃ……」
「だいたい、寮長押しつけたのそっちでしょ」
「押しつけたつもりはないけど……君が適任だと思ったから……」
「今さらおだてたって、何も出ませんよーだ」

よく考えたら、クロードとまともに話したのって、これが初めてかも。
初めての会話がこれじゃあ、この先も相性サイアクかしらん?

「おだててなんかないよ。だってタラコちゃん、しょっぱなからみんなまとめてたし、リーダーシップ発揮して、すげーかっこよかったし」
「…………」
「でも、言われてみれば、みんなで寄ってたかって一方的に寮長押しつけたかも。そんなつもりはなくても……結果的には……」
「も、いーよ」
「ううん、タラコちゃんごめんね。俺さ、寮長の仕事、俺にできることあったら手伝うから」
「手伝う…って」
「寮長って、責任ある仕事だし、いろいろ大変だよね。でも俺、その仕事がタラコちゃんの負担にならないように手伝うよ。うん、手伝う!」

あらら……。
なんか話が思ってもみない方向に。
でもせっかく手伝ってくれるって言うんだから、その言葉に甘えちゃっていいのかな?

それに……。
嘘でも、クロードの言葉がちょっとうれしかったんだ。










とゆーわけで。

クロード、寮長補佐決定!!


覚悟しなさいね、クロード♪

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