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2006.01.31 D4:根回し

ちょいと更新、間が空いてしまいましたね。
まあいろいろありまして、体調崩してました。
こういう時期ですので、健康には気をつけたいものです。
更新も無理せずまったりペースになるかと思いますが、よろしくお付き合い頂ければ幸いです。




さて、前回無事に産まれたベロニカちゃん。

いないいないばぁ~


女ばかりのデメント家にまた女の子が仲間入りですが、母フィオナ、メイドのダニエラさんともに、彼女の誕生を心より喜んでおります。


ベロニカ


おむつ姿もなかなか可愛い子ですね~。
この子はクラウス似なのかな?
美人に育ちそうな予感もあり、成長がとっても楽しみですね。


そして、彼女の誕生からほどなくして、ストライフ家のエアリスの願望に、

「ベロニカを抱きしめる」

という願望が発生していることに気づきました。



さすが、シムズですね。
孫が誕生したことをどこからともなく察知して、その孫を可愛がりたいという欲求が芽生えるなんて。

せっかくなのでエアリスを呼んであげました。
もちろん、デメント家を訪れることも、フィオナと会うことも初めてのエアリスです。


ぐずる孫


けど、おむつを汚したベロニカにぐずられて、いきなりピンチに!

緑色のくさい煙をぷんぷん振りまいているんだから、さっさとおむつ替えてあげればいいのに、エアリスおばあちゃんはどうしたらいいのかわからず困惑するばかり…。

赤ん坊いじるのも久しぶりだもんね。
おばあちゃんも大変です……。





そんな、一見平穏に見えるデメント家ですが、ダニエラさんの計画は着々と進行しつつありました。
ギンガから仕入れた情報を元に、スペ子の婚約者である男と接触を図ります。


スペ子のフィアンセ


このエルフが、実はスペ子の婚約者ナル。
よくゾンビハイツに出没してた、色白エルフの弟でもあります。


さっそく、スペ子との婚約のいきさつと、その婚約が宙に浮いているわけを尋ねるダニエラさん。

ダニエラ「実はね、マッド家のギンガから、アンタと母親の関係を相談されたんだよ。アンタ、ギンガの母親とずーーーっと婚約してるんだって?」

いきなり嘘八百から始めるダニエラさん。
まあ、相手を警戒させないためにも、無難な切り出し方ともいえます。

ナル「ギンガの母親……というと、スペ子のことですか?」
ダ「うん、スペ子。女優のスペ子だよ」

ダニエラに言われ、しばし考え込むナル。
ややあって、彼は重い口を開き始めました。
スペ子との出会いから、婚約にまで至った恋愛のことを……。



「彼女と知り合ったのは、彼女がまだほんの小学生の頃でした。
なんか、お父さんが宇宙人にさらわれて彼女が生まれたとかで、宇宙人とのハーフっていうんですか……、おもしろい顔をした子でね。
はっきり言えばブサイクだったわけですが、性格がとっても良くって、素直で純朴な、そういう意味で本当に可愛い子だったんです。

僕はずいぶんなつかれていて、あの子から「大人になったらナルさんのお嫁さんになるの♪」とよく言われていたもんです。
まあ、相手は子供ですから、僕もまともには受け取ってはいなかったんですけどね。
交際に進展したのは、彼女が大学生になってからです。
相変わらず宇宙人顔のブサイクでしたが、成長した彼女はとっても輝いていて、素朴な性格もそのままで、僕もそんな彼女に少しずつ惹かれていったんです。

彼女が大学を卒業したら結婚しようと、プロポーズしたのは僕のほうからです。
ええ、彼女のありのままを愛していましたし、彼女となら地味だけど平穏で暖かな家庭を築けると思っていました。

けれど……。
彼女、大学卒業間際に秘密結社……っていうんですか。
大学の秘密組織とやらに誘われて、その仲間入りしたらしいんです。
別にそれはどうでもいいことなんですけど、彼女その組織のアジトにあった美容整形マシーンで顔を整形しちゃったんですよ。

いや、僕は顔がどうであろうと彼女には違いありませんから、そんなことはどうでもいいんです。
元から彼女の顔の美醜になどこだわっていません。
あるがままの彼女自身を愛していたのですから。

でも彼女は……。


スペ子


整形手術によって美貌に生まれ変わった彼女は、なんていうか……以前の彼女じゃなくなりました。
かつて「ナルさんと結婚して、幸せな家庭を築きたい」と笑っていた彼女が、急に「わたしは女優になるの!」と言い出して、僕を絶句させました。
急に華やかなパーティや夜の街に出かけるようになり、取り巻きの男たちを引き連れて、遊び回る毎日です。
そりゃ、綺麗になりましたからね。
男がほっとかないのもわかります。
そんな男たちにちやほやされて、彼女も有頂天でさぞかし気持ちよかったでしょう…。
そして、その美貌を武器にショウビジネスの世界にスカウトされて、大学を卒業するとそのまま女優の道に進んでしまったのです。

僕はすっかり取り残されました。
忙しい彼女に電話しても、ろくろく会話すらしてもらえないまま、彼女が戻ってくるのを待ち続けました。
そんなある日でした。
彼女が双子を生んだという噂を聞いたのです。



ダ「それが、ギンガとソラなんだね?」

ダニエラの言葉にナルは頷きました。


「僕の知らないうちに、僕ではない男の子供を彼女が産んでたなんて、正直それを知らされたときはショックでした。
彼女を責めようと思ったことも、婚約を破棄しようかと思ったこともありました。
でも……。
思い切れませんでした。
たまたま僕と会ったときの彼女は全然悪びれてなくて、こっちが肩透かしを食らったってこともありますが……。

ええ、今でも彼女の舞台を見に行ったりしますよ。
舞台の彼女は生き生きと輝いていて、とてもステキなんです。
いつの間にか、女優である彼女のファンにもなってしまってるんですよね。
今も、ときたま電話とかで彼女とは話したりします。
婚約のことは……今さら過ぎて、お互い口に出したりはしませんけどね」




エルフ男の辛気臭い告白を黙って聞いていたダニエラさんでしたが、どうしても聞いてみたいことがありました。

ダ「あんたさぁ、カノジョのこと、ちゃんとつかまえていたわけ?!」

ナ「は? まあ、婚約したわけですから……」

「じゃなくてさ、好きな女のハートをグワッシとわしづかみするくらい、濃厚なウフフとかムフフとか、ちゃんとやってたわけ?!」

グワッシ

ナル「ぐわっし……ですか?」

「そう、グワッシと…超イケてるウフフ」


ふと、昔を思い返すナル。

ナ「いやあ、僕は結婚するまでは清いお付き合いを……」


「ヴァカ!!」


ナルを容赦なく怒鳴り上げるダニエラさん。


ダ「そんなだから女に舐められるんだ! 情けない男だね、ヴァカ! ヴォケ!
ナ「はうう……」


ダ「清いお付き合いとかなんとか、おキレイなこと言ってんじゃないよ! 愛は奪うのみ!」

説教

ナル「奪うのみ……」

ナルが呟きます……。

ダ「そうさ、愛は向こうからはやってこないよ。自分から獲りに行くもんだ。好きな女がいるのなら、かっさらってでも自分のものにするのが男ってもんだよ」

ナ「でも今さら、もう遅いのでは……」

ダ「時間なんて関係ないよ。あんただって、あれからずっと変わらずに彼女を愛してたんだろ?! 愛は時間なんかでは色褪せやしないんだ。そうだろ? だったら、今だろうがまだ遅くはないんだよ! 彼女はまだアンタの婚約者じゃないか!」

ナ「……まだ…まだ遅くはない……」


どうやら、ダニエラさんの無謀な炊きつけはほぼ成功したようです。
ナルはすっかりその気になってます。
こっそりとほくそ笑むダニエラさん。

これでナルとスペ子の仲が復活してくれれば、ダニエラの野望にまた一歩近づけます。





そんな、うきうき気分のダニエラさんが、訪ねてきたギンガと愛し合ったその夜のこと……。
ダニエラさんがぐっすり寝入った夜半、寄り添って寝ていたはずのギンガがそっとベッドを抜け出していきました。

別れの夜

ギンガ「お姉さま…、別れがつらいので黙って行きますね。大学からまた連絡します……」


大学進学のための別離をダニエラに切り出せないまま、ひっそりと彼女の元を去るギンガでありました……。

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