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ストライフ家のクロード、マッド家のゾンビローに続いて、誕生日シリーズ第3弾はゾンビハイツのエンジェル、タラコちゃんです!


おたふく?


早いもので、ゾンビハイツのアイドル☆タラコも、いよいよティーンに成長するときがやってまいりました。
いったいどんな素敵なレディに生まれ変わるんでしょうか?
そして、あのタラコ唇は?!

……などと興味は尽きないところですが、今回はちょこっと趣向を変えまして、タラコの日記形式で綴ってまいりたいと思います。
タラコ視線でのお誕生会、どうぞお楽しみくださいませ♪





タラコ日記

「今日はアタシの誕生日。
ママは「立派な誕生パーティを開くんだ」って張り切ってる。
でもねぇ……、パーティなんていって浮かれてる場合じゃないでしょ、ママ?

だって、今のハイツ内はすごい有様よ?
不慮の事故死から生還したモヒカンが帰宅したあたりから、なんかみんなケンカばっかりするようになっちゃって。
そりゃ、元々お世辞にも仲良いとは言えなかったみんなだけどさぁ、けど今の状況はあのときとは比べ物にならないくらいマズイっしょ?


ちょっと目を外すと、すーぐ取っ組み合いしてるし、

ケンカ


やれやれ、ようやく収まったかと思ったら、また別の組み合わせでおっ始まってるし。


さらにケンカ


なんか、家の中でしょっちゅう砂煙が上がってて、落ち着かないったらありゃしない。


みんな、いったいどうしちゃったの?
誰に対しても刺々しくなっちゃってて、そんなのおかしい。
思い出してほしいよ。
ハイツが平和だった、あの頃のことを。

団欒


アタシたちは、ゾンビハイツの家族なんだよ?
もっと相手のことを思いやって、仲良くしようよ?
今のタラコの願いはそれだけ…。

もちろん、ママが対策に苦慮してるのは知ってるよ。
ママなりに、一生懸命その場をまとめようと頑張ってるもんね。
けど……、あんまり効果上がってないみたい。


マイナスの山


友好度がゴンゴン下がってゆくマイナスの行進も、もう見慣れちゃった。
そうして、見るたび悲しくなってくる…。
は~あ、いつまでこの状態が続くのかしら?
ハイツ内がこんな荒れた状態だから、ママに誕生パーティって言われても今イチ浮かれ騒ぐ気になれないのよね…。



とりあえず、パーティにはマッド家のクラウスさんを呼んでくれるようにママにお願いしたわ。
それくらいの楽しみないと、やってられないもの。

トモダチ


クラウスさんは、タラコのお友達なの。
とても偉い学者さんで、なおかつ女性にもモテモテのイケメンだから、この街でもとっても有名な人なのよ。
こんな素敵な人が、タラコのお友達だなんて嘘みたい~。
みんなに自慢したい気分なんだけど、ママはクラウスさんを呼ぶことには渋い顔。

よりにもよって、クラウスさんを呼ぶ代わりにと、ママったらいきなりこんなこと言い出したの。

「じゃあ、ママも呼びたい人呼ぶわよ? あなたの本当のパパとか」

えええぇぇぇぇーーーーーっ!!

ちょっと待ってよ、ママ!
本当のパパって言ったって、今まで一度も会ったことないのに!!

そしたらママは、しれっとこう言うの。

「だから呼ぶんでしょ。あなたもじき大人なんだから自分のルーツを知るべきよ」

今さら、自分のルーツって!!

あのねぇ、ママ。
生まれたときから、タラコにはパパがいるの!
「本当の」とか「偽者の」とかは関係ないの!!
生まれてからずっと、タラコのそばにいてくれて、タラコを愛してくれた立派なパパがいるでしょ!

パパとお話


タラコの大好きな宇宙人のヨタ話をいつでも真剣に聞いてくれたパパ。
ママは仕事で忙しくて、タラコのそんな話聞いてくれなかったけど、パパはいつでも聞いてくれたよ?

眠れない夜は、タラコが寝入るまで枕元で童話も読んでくれたっけ。

読み聞かせ


パパもお仕事で疲れていたはずなのにね。
でも、タラコには一度も愚痴なんて言わなかったよ…。

ほんとはね。
学校のお友達とかは、「ゾンビ気持ち悪い」とかって言ってた。
「タラコちゃん、ゾンビがパパだなんて、よく我慢できるねぇ」なんて、それこそ何百回となく言われたけど、タラコはそんなふうに思ったことない。

ゾンビでもパパはパパだもん。
タラコのこと可愛がってくれる、たった一人のパパだもん。


なのに、ママったら、

「それはそれ。これはこれ」

とか言っちゃって、本当のパパ呼ぶ気満々。
なによぉ、ママだって、前に言ってたじゃない。

タラコの本当の父親は、めっちゃダサ男、って。

そんなんボロクソ言われてて、会いたくなんかいなーーーいヽ(`Д´)ノ




しくしく…。
ママって横暴!
嫌だって言ってるのに、本当のパパ呼んじゃったよ…。
しかも、ゾンビパパが気を悪くしそうだからって、仕事帰りのパパが疲れて寝てるうちにパーティ始めるなんて手が込んでるわ。
こういう謀略癖見るたび、ママは犯罪の黒幕なだけのことはあると実感する。
褒めてんじゃないのよ、ママは性格悪すぎだって言ってんのよ!!


ドキドキしながら待ってたら、本当のパパとやらがやってきた。

本当のパパ?


なっ、何よ、その趣味悪いシャツは~~!!


いったい、どういうセンスしてるのよ。
娘の晴れの誕生日に着てくる服装じゃないでしょ~!!

アタシのドン引きに気づいたママは、何やらうつろな視線のまま小さく呟いたわ。

「自分のルーツを知り、その上で反面教師にする、…のも必要だし」

必要だし、じゃないわよーーー!!
知りたくなかった……こんなルーツはヽ(`Д´)ノ


まあでも、せっかく来てくれた本物パパに知らん顔するわけにもいかず、タラコはおずおずとパパにキスしました……。
ご挨拶くらいはしとかないと、ママに怒られそうだし。

父と娘


家族のキスをチュッ♪

うーん。
なんか、パパのほうも戸惑っているような……。
そりゃそうよね、娘といっても初めて会う娘なんだし。
アタシもなんて言っていいかわかんなくて、二人して気まずい雰囲気…。

あ、クラウスさん来てる。
白衣着てるから、お仕事抜け出して駆けつけてくれたのね。
アタシはうれしさの余り、薄情にも目の前のパパをうっちゃり投げてクラウスさんのところに駆け寄っちゃった。
本物パパ、こんな娘でごめんね。



そうこうしているうちに、お客も揃ったことだしと、お待ちかねのローソクタイム!
パフパフー!

ローソクタイム


実はタラコ、ローソク吹き消すこの瞬間が好き。
自分がどんなふうに成長するのか、ドキドキ気分で迎えるこの一瞬がとても好き。

いよいよ、アタシもティーンになるの。
もう子供じゃない。
恋もできる。
夢もふくらむ。
一人の立派なオンナとして羽ばたくの。

クラウスさん、見ててね。

貴方好みのオンナになります!



タラコのバースデイ日記2につづきまっす♪
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