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クラウスの新しい恋の噂は本当だったようです。


接近


出会ったばかりのフィオナと、あっという間に恋に落ちたクラウス…。
はかなげでたおやかな彼女の魅力に取りつかれてしまい、忙しい仕事の合間を縫って、たびたびピンクハウスを訪れるようになりました。

それは、今まで何事も研究第一で、恋愛はあくまで遊びのひとつと割り切っていたクラウスの姿からは想像もできないくらいの溺れぶりでした。


ベッドイン


逢瀬の時間の大半は、こんな感じに二人でまったり過ごします。
フィオナと出会う前は、ダウンタウンでのナイトライフにフィーバー(←死語w)しまくっていたクラウドらしからぬ地味さですが……。

地味?
いやいや…確かに、にぎやかな盛り場でパァ~ッと騒ぐのも楽しいけれども、こうやって愛する人と二人、自分たちだけの世界に浸りきるのも、けっこうオツなものなのですよ。


たとえば。
こんなふうに……、

ちゅっ♪


愛する人と手と手を取り合っての、熱いキス……。
互いの匂いに、互いの温もりに包まれて、うっとりと陶酔する至福のひとときです。
もうこの幸せを知ってしまったら、ダウンタウンでの夜遊びなど、どうでもよくなってしまったクラウスです。


そして。

離れがたい思い


ピンクハウスを後にするときは、離れがたい思いにフィオナとしばしの別れを惜しむ毎日。

別れのたびに、寂しそうに笑うフィオナに、クラウスの心も痛みます。
彼女の寂しさがわかるから、次に会ったときこそ思い切り抱きしめてあげようと心に誓うクラウス。
こうまで愛しく思う女性は、クラウスにとってもフィオナが初めてでした。




その思いは、フィオナにとっても同じでした。

初めて人を好きになり、身も心もその人に預け、その人の来訪のみを待ちわびる毎日…。
それでも、クラウスは仕事を持つ身です。
研究に追われて、いつもいつもフィオナのところにばかり入り浸るわけにもいきません。

クラウスから「今日は行けそうもない」との電話があるたびに、がっかりと肩を落とすフィオナ。

声が聴きたい


でも、ワガママは言えません。
こんなわたしを愛してくれるのだから……。
なんの取り柄ないもないわたしなんかを愛してくれるのだから、無理を言ってこれ以上愛する人の負担にはなりたくない……、とフィオナは思うのです。



しかし、そんなフィオナを冷たく見やる視線がひとつ。

一応お仕事

ダニエラ「男からの電話に一喜一憂? ハァ? バッカじゃないの」

メイドのダニエラです。
身近で展開される、フィオナとクラウスのお綺麗な恋愛物語に、すでに食傷気味のご様子。
元々ロマンス願望で、こと恋愛に関しては理解のあるダニエラですが、ぬるい恋愛映画のような、ムードだけで身のない展開には飽き飽きしてたのです。



そんなダニエラも、日々の暇つぶしにこんなつまみ食いも。

つまみ食い

ギンガ「お姉さまぁ、キスの味ってどんなんですかぁ? ボク、まだ子供だからわからなくってぇ」

通りがかりの色ガキを引っ張り込んで、戯れのラブアフェアー。
ま、もちろん、この色ガキがクラウスの息子だなんてことは、さすがのダニエラさんも知らないことなのですが。



とにかく。
「遊んでも、遊ばれるな」がダニエラさんの信条です。

男の訪れを、ただ座してじっと待つ?

そんなまだるっこしいこと、やってられません。
欲しいものは奪うのみ。
そのためには、どんな汚い手だって使うことを厭いません。


ダニエラの秘策

ダニエラ「だから、もっと頭使いなって言ってんだよ。アンタ、女だろ」

フィオナ「・・・え? 彼の子供を?」

ダニエラ「子供できりゃあ、奴だって少しは今の関係見直すさ」

などと、良からぬことをフィオナに吹き込んでいるダニエラ。
女の武器を有効に使え、と諭しているようです。
さらに、色気もクソもなかったフィオナのダサダサ下着を見かねて、替えの新しいランジェリーまで買ってきて、本人以上のノリノリぶりです。



言われるまま、次のクラウス来訪時にはそのランジェリーを身につけてみたり。

色っぽい?


うは (*´Д`)

いかにも少女っぽい雰囲気のフィオナが、一気にエロくなった予感~。
さすがダニエラさん、下着選びには気合が入ってますね。
男のツボをわかってらっしゃる、というか。



当然のことながら。

にやけ顔?


クラウスも、なにげに喜んでいる様子。 顔がニヤけてますよ!
まあ、男というものは、こういう微妙な女の変化を「自分が開花させた」とでも思って悦に入るんでしょうねぇ。

それが、罠への入り口とも知らずに……。( ´,_ゝ`)プッ




そうして、この恋は新たな展開を見せ始めます。
そう、ダニエラが囁いた、女の武器を使う秘策です。


おええ


ある夜、突然吐き気に襲われたフィオナ。
トイレに駆け込み、「食あたりかしら?」と思いつつも、しかし一抹の不安も。

……まさか?
まさか? まさか?

心の中で繰り返しつつ立ち上がるなり、再び襲ってくる強烈な吐き気。

まさか?


まさかまさか言ってる場合じゃなさそうです。
どうやら、本物のつわりの模様。
フィオナ、とうとうクラウスの子供を身ごもったようです。




つわりに苦しみ、ぐったりとベッドに横たわるフィオナ。
体調不良で、今は何も考えられません。
この先、自分とクラウス……そして、お腹の子供がどうなってしまうのか……。
不安で不安で……。
考えることすら怖い、といったほうが正解でしょうか。


そんなフィオナを横目で睨みながら、ダニエラさんはぼやくのでした。

ダニエラのお仕事

ダニエラ「…で、結局アタシがトイレ掃除するわけね」



ついでに妊婦の世話もよろしくお願いいたしますね…(*^ヮ')b
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